企業の「危機管理」--経営者層・社員たちのメタボ・生活習慣病対策


カロリーコントロール総菜食品とは、おいしく食べることとヘルシーさの両立を目指す動きである。ヘルシー=味がない、まずいでは、わかっていても需要がいま1つ伸びない。食品メーカーもそうしたマーケット動向に敏感に対応している。残された数少ない成長分野ということで、この市場を深掘りしようというわけである。

カロリーコントロール総菜食品のパイオニアであるニチレイフーズでは、“おいしくて、しかもしっかり食べて体重を減らす”といった「健康価値」を前面に打ち出した商品戦略を採用している。

ニチレイフーズは1989年にレトルト食品「糖尿病食」を日本で最初に発売したが、2009年には「カロリーナビ」とブランド名を変え、すでにトータルで500万食を超える売り上げを達成している。糖尿病の予備軍は1900万人いるといわれているが、「カロリーナビ」というブランドなら、抵抗なく買えるという面もあるようだ。

「おいしい食事は採るべきだ。しかし、度を過ぎると肥満、メタボとなり糖尿病、高血圧といった生活習慣病を招きかねない。おいしい食品でありながら、栄養成分、カロリーをコントロールするのがカロリーナビの商品コンセプトだ。プロの提供する味と栄養のコントロールをともに追求している」(奥村尚・商品本部健康価値事業部ウェルネスグループマネジャー)。

経営者層や社員たちの心身ケアは日常の食事から

人間の身体は、もともと栄養を蓄えるように作用する。ところが、現代人は栄養過剰になっている。何のかんのいっても、ゼイタクに慣れてきているのかもしれない。

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