頭のいい子が育つ「算数パズル」知ってほしい魅力 能力を伸ばす以上に「考えることを好きにさせる」
答え:Bがいちばん重くて、Aがいちばん軽い。
シーソーなどの遊びの経験や、重さをはかる経験が多くある子は、実感を持って取り組みやすくなるでしょう。
必要なのは論理の基礎の基礎だけなのですが、おもりの数が増えていくと、推論が何重にもなるので、大人でも即答できず、すこし答えに詰まるようになります。それでいながら、子どもでも、論理を1つひとつ追うことで、ちゃんと解くことができるパズルです。
A+B=C+D
まず、最上段のてんびんが傾いていないので、A+Bの重さと、C+Dの重さは同じということがわかります。
次に、CとDの上のてんびんも傾いていないので、CとDも同じ重さということがわかります。
そして、AとBの上のてんびんは傾いているので、AよりBが重いことがわかります。
以上のことから、CもDも、AとBのちょうど中間の重さということになります。
したがって、重さの順番は、
B>C=D>A
ということになります。
CとDがともに、AとBの中間の重さだということに、お子さんが納得できない様子でしたら、重さの同じおまんじゅうなどを使って、二等分したものと、1:3などの比で分割したものを並べて示してあげると、わかりやすいかもしれません。
第2問 下の図を見て、リンゴ、バナナ、洋なし、みかんの中で、重さの順位をつけてみましょう。
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