堀江貴文「これからは地方の時代」断言する理由 リモートワークやDXで膨大な空き時間が発生

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初年度の選手は約25人の見込みだ。10月のトライアウトには、なんと約60名もの精鋭が集まってくれた。とはいえ、僕は出しゃばりたくない。「株主」「取締役」として、基本的にオンラインで関わるつもりだ。文句は言わず、大きな方向性を間違わないように見守るスタンスである。もちろん、投資もしているし、スポンサー集めも手伝う。

新球団なので、ある程度は自由にさせてもらいたいというのが本音だ。とはいえ、「野球界」のことなので、諸先輩方は立てていきたい(笑)。

2004年の騒動の頃は、アメリカのMLB(メジャーリーグベースボール)の球場をいくつか訪れ、勉強させてもらった。最近、アメリカでは、野球場を「スタジアム」ではなく「ボールパーク」と呼ぶが、そのエンタメ性は素直にすごいと思った。

キャリアが長いコアなファンを否定するのではなく、年に数回しか来ないライトなお客さんを歓迎する環境を作りたい。たとえば、楽天の「VIPシート」などの取り組みは素晴らしい。

海外のプロスポーツでは、「VIP室」は社交の場になっている。だから北九州も政財界の人が社交の場で使えるようになるといい。将来的には、どこかの球場を借りるなり買うなりして、ゴージャスな場を作れたら最高だと思う。

最終的にはNPBも、既存の12球団よりも16球団くらいになったほうがいいだろう。「増やしたくない」という人もいるかもしれない。でも、ビジネス的にポストシーズンの放映権も高く売れるはずだし、球団数は増やすのが得策だと思う。「九州からもう1チームぐらいNPBの球団を作ろう」なんて動きが出てきても楽しいだろう。

台湾や韓国とも連携を

今後の構想としては、台湾や韓国とも密に連携を取りたい。台湾には「日本でチームを持ちたい」というオーナーもいる。むしろ九州、韓国、台湾で12球団くらいできてしまうかもしれない。さらにIR事業(カジノ事業)との連携も考えられる。

もし大阪にカジノができるなら、いろんなスポーツベッティング(スポーツへの賭けごと)が行われるだろう。独立リーグは対応しやすいとも思う。

夢は無限に広がる――。

なぜ、僕がこんなにワクワクしているのか。その理由は簡単だ。

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