米12月CPI7%大幅上昇、今後もインフレ高進続く FRBにインフレ抑制のため利上求め圧力強まる

印刷
A
A

12月は項目別でエネルギー価格が4月以来の低下となり、食品価格の上昇もより緩やかになるなど、米消費者にとって明るい兆しもあった。バイデン大統領は物価抑制に向けた取り組みが前進しつつあることを示すと指摘したが、さらに成すべきことがあると認めた。

賃金から物価への圧力はこれからさらに強まる

インフレ率が予想通り低下するかはサプライチェーンの正常化とエネルギー価格の安定にかかっている。しかし、家賃上昇、賃金の力強いの伸び、コロナ感染の新たな波、サプライチェーン上の根強い制約要因などが物価見通しの上振れリスクとなっている。

自動車や衣服など一部品目の価格は落ち着いていくと予想されるが、「ほかのコア部分の大半については、同様の展開を期待するような理由は特に見当たらない」とアマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は指摘した。

「年内に供給ボトルネックが緩和され始めれば、上昇傾向が沈静化される品目も当然あるだろう。だが同時に、賃金からの物価への圧力は強まるばかりだ」と語った。

 

原題:U.S. Inflation Shows More Staying Power After Hitting 7% in 2021(抜粋)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:Reade Pickert

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
ロシア発「合板ショック」、住宅価格へも波及する激震
ロシア発「合板ショック」、住宅価格へも波及する激震
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT