IKKOさん「年を重ねても若々しくいる」ための心得 ちょっとした工夫や努力で輝きを保てる

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今年1月で還暦を迎えるIKKOさんが若々しさを保っている秘訣とは?(写真:GLAD提供)
美容家・IKKOさん、6年ぶりのエッセイとして話題の『1ミリの優しさ』。本稿では同書より、IKKOさんが歳を重ねても若々しくいるために心がけていることを、5つ紹介する。今年1月には60歳を迎えるIKKOさん。年を重ねても輝きを保つ心構えとは?

些細な日常の感動を感じ取れていますか?

① 「感動する回数」を多くする

「感動する回数が多いほど、人生は輝いていく」私はそう感じています。美味しいご飯をいただいたときに、美味しいと思うこと。青空を見て、美しいと思うこと。そんな些細な日常の感動を毎日どれだけ感じ取れるかで、人生の彩りは増していきます。

目や耳、鼻など、五感を使って感じ取ったものから、美しい感性が育っていくのではないでしょうか。だから、芸術を見るときも生で見たほうがいいと思うの。素晴らしいものを多く見ていくと、自分の中で美しさが醸成されてき、心も若々しくなる。

たくさんのモノにアンテナを張って、心を豊かに。

② 「見える景色」を美しくする

私の家は、いろんなことがあっても自分らしくいられる場所です。どんなに辛いことも、家に帰るまでには全て背中から捨てていき、家の中では自分の大好きなものだけに囲まれて生きていくようにしています。目に映る環境が私を育ててくれるから、家では絶対に嫌なものは目にしないようにして、自分の好きな番組、映画、音楽、食べ物、仲間だけで満たすのです。

家までは知恵を絞る場所。家の中は優しい私を作っていく場所。そういう切り替えが大切ですね。

また、私は美容のお仕事をしているので、髪の毛が1本も落ちていない清潔な家をいつも目指そうと思っています。私は、家にゴミ箱は一切置いてなくて、料理のときは袋を置いておき、作り終える度、ゴミ捨て場に捨てにいっています。必要以上にゴミやモノを増やさないことを目標にすると、結果的に快適な生活になり、片付けも楽になります。目に映る景色がいつも美しくあるために、必要なことです。

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