爆売れ軽バンの実力!ホンダ「N-VAN」買ってみた 仕事やプライベート、趣味のバイク遊びを満喫

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N-VANのサイドビュー(筆者撮影)

以上がN-VANの概要だが、筆者は+STYLE FUNのFFターボ車を選んだ。理由は、まず、装備がいわゆる軽商用バン的でなく、乗用車に近い印象があったからだ。

フルLED化されたヘッドライト(筆者撮影)

例えば、外観。GやLといったグレードが‪ハロゲンヘッドライト‬を採用するのに対し、+STYLE FUNでは丸目のフルLEDヘッドライトを装備し、ちょっと愛らしい印象を醸し出す。また、フロントグリルの中央やフォグライトのカバーにはクロームメッキのパーツも備えることで、スタイリッシュさも加味する。ほかにも、ホイールキャップにカジュアルなシルバーと黒のツートーンタイプを装備、室内にはシルバー加飾のインパネなども採用し、高級感も演出する。

Lグレードの外観(写真:本田技研工業)

これら装備は、いわゆる仕事仕様のGやLとは異なり、N-VANを普段使いや遊びで使うユーザーに向けたものだ。筆者は、ライターなどの仕事や買い物など日常の足、そして遊びを主目的とするため、そのコンセプトがまさにピッタリだった。加えて、軽自動車なのに650ccのバイクを載せて走れる懐の深さ。こういった要素をすべて備えるのが、まさにN-VANだったのだ。

価格帯(税込)的には、本稿執筆時2021年12月上旬の段階でハイゼットカーゴが95万1500円~153万4500円で、エブリイは97万1300円~154万円(ハイゼットカーゴは2021年12月20日発表のフルモデルチェンジで価格104万5000円~160万6000円に変更)。筆者が購入した+STYLE FUNターボのFF車が税込価格で173万9100円だから、ライバル車と比べるとやや高い。ハイゼットカーゴやエブリイなら、4WD車の最上級グレードを購入してもN-VANより安いのだが、やはりバイクを載せるだけでなく、普段使っても楽しい装備が魅力だった。ちなみにターボを選んだのは、以前同じターボエンジンを積むN-BOXに試乗し、高速道路などでもストレスなく走る印象だったから。東京に住んでいるかぎり、雪道などを走ることはあまりないため、4WDまでは必要ないと判断し、FF車を選んだ。

商用軽バンは維持費も魅力的

筆者がN-VANの前に乗っていたのはマツダ「CX-5」の初期型で、2.2LディーゼルターボのFF車だ。とくに高速道路のクルージングなどで感じる余裕の走りが魅力だった。だが、登録初年度から7年以上経ったCX-5は、個体差もあるだろうが、エンジンオイル漏れや足まわりのゴムブッシュ類が劣化するなど、故障や部品交換が多発しはじめる。修理費がかさむようになり、そろそろ買い替えどきであることを悟ったのが今年(2021年)の春頃だ。そこで、どうせ次に買うのであれば、趣味のバイクを載せられ、軽自動車のため維持費も安いN-VANに目を付けた。

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