今、制作現場から最も支持される「意外な俳優」 3位・光石研、2位・正名僕蔵、1位は…

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前原滉は、ちょっと気弱な役どころが多い方で、最近では『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK総合/2021年)で阿佐ヶ谷姉妹のマネージャー役を演じていましたが、CMで竹野内豊とタクシーの止め方で揉めている人と言った方がお馴染みかもしれません。

田中要次といえば、『HERO』(フジテレビ系/2001年)の「あるよ!」のマスターですが、最近では『アバランチ』(フジテレビ系/2021年)の、元警視庁爆弾処理班の“ウチさん”ですね。

19位は、32本の伊武雅刀。最早、説明不要かもしれませんが、独特の風貌と低音ボイスで悪人も善人も幅広く演じられています。

18位は、33本で岡山天音。こちらも気弱な役柄が多い印象。最近では『最愛』(TBS系/2021年)での、宮崎大輝(松下洸平)の大学時代の後輩で富山県警刑事の藤井隼人役が印象的でした。

次いで34本で、遠藤憲一、佐戸井けん太、菅原大吉の3人が15位タイにランクイン。

いまや、ドラマ界屈指の名バイプレイヤー・遠藤憲一は、4年の間に『それぞれの断崖』(フジテレビ系/2019年)などで主演をこなしながら、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート』シリーズ(フジテレビ系/2019、2021年)や『DOCTOR X~外科医・大門未知子』シリーズ(テレビ朝日系)などの傍役で活躍しているのはご存知の通り。

佐戸井けん太といえば、『踊る大捜査線』(フジテレビ系/1997年)の魚住係長でお馴染みですが、元は野田秀樹主宰の劇団・夢の遊眠社出身の舞台俳優。長年に渡って数多くの作品で名バイプレイヤーぶりを発揮されています。最近では『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート』シリーズでの甘春杏(本田翼)のお父さん役などが印象的でしたね。

菅原大吉は、現在のドラマ界を下支えする名役者。最近では『コントが始まる』(日本テレビ系/2021年)での高岩春斗(菅田将暉)のお父さん役などがありましたね。この方、実生活ではお笑いコンビ=ピンクの電話の竹内都子の旦那さんでもあるんですよ。

12位には3人の俳優がノミネート

続いて、35本の12位タイに、3人がランクイン。

1人は、松本若菜。2017年の映画『愚行録』で、ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞されています。ドラマでは、どこか幸薄い美人という役どころが似合う方で、連ドラへのゲスト出演が多い印象。

筆者の個人的感想では、2019年『フルーツ宅配便』(テレビ東京系)での、カボスというデリヘル嬢役や、『私の家政夫 ナギサさん』(TBS系/2020年)での、鴫野ナギサ(大森南朋)の製薬会社時代の部下役などが印象的です。

2人目は、松本まりか。同じ松本姓の女優さんで少々ややこしいですが、松本まりかは2018年の『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)での「あざとカワイイ」キャラが注目され、いまやドラマ界を席巻した感のある方です。

3人目は、磯村勇斗。2015年の『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)が初のドラマレギュラー。その後、朝ドラ『ひよっこ』(NHK総合/2017年)などで注目を集め、2018年の『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の相良猛役で大ブレイク。

余談ながら、筆者が企画・シリーズ構成を担当したドラマ『フィッシャーマンズ・ブルース』(テレビ朝日系/2014年)では、ブレイク前の彼に出演していただきました。

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