コロナ禍で大躍進「韓国式写真館」が流行するワケ 若者たちが集う新大久保のお店に行ってみた
「安価でプリクラより盛れる」という、「韓国式証明写真」が話題になっている。従来の証明写真とは違い、カラフルな背景色で強めのライトをあてながら撮影。韓国風のレタッチを行うのが特徴だ。
利用者は20代女性が中心だが、「少し印象を変えてみたい」「若々しく見せたい」という40代〜50代以降の男性客も多いという。
日本でいち早く「韓国式証明写真」のシステムを展開した「MJ PHOTO STUDIO」共同オーナーの辻幸恵氏は、韓国の写真館で働いた経験を持つ。「日本でも人気が出るはずだ」と確信し、韓国カルチャー好きのメッカである新大久保に1店舗目を構えた。
コロナ禍では韓国に気軽に旅行もできず、「韓国気分を味わいたい」という若者に一気に広まった。口コミやインフルエンサーの発信の後押しもあり、横浜元町、大阪北堀江にも出店した。
記者が体験してみた
撮影前にはカウンセリングシートが配布され、「清潔」「可憐」などの項目から仕上げのイメージを決める。基本の「韓国式証明写真」プランだと、背景も46色から選ぶことができるのが特徴だ。
撮影機材の詳細は企業秘密ということだが、オーナーが現地の写真館で学んだライティング技術が集約されている。照明機材も、独自の改造をしているそうだ。
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