「妖怪ウォッチ」、爆発的ヒットの極意(下) ”お化けコンテンツ”はどこへ向かうのか

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――レベルファイブは、クロスメディアの展開で先頭を走っていますが、参考にしたい事例はありますか?

クロスメディアで参考にしたい事例はあまりないんです。ただ、スマホのアプリについては、僕らも勉強しなきゃいけない点が多い。お客さんへのサービスとかお金の取り方とか、いろいろなものを参考にして研究しています。

 妖怪ウォッチのキャラクターであるジバニャンと日野社長。頭の中は次の企画のことでいっぱい?

頭の中にある構想

――クロスメディアを考えて展開することになると、企画段階からリリースまで3年ほどかかるようなイメージでしょうか。

かかりますね。ゲームを作るのは1年半ぐらいでできるんですけど、アニメやマンガを成立させるとなると2年はかかりますから。

――『イナズマイレブン』を始めた時には『ダンボール戦機』の企画が頭の中にある程度あり、ダンボール戦機をやっている時には『妖怪ウォッチ』のことがあるような。

(新しいものを)立ち上げる頃にはもう次の企画をやっている感じです。

――そうすると今、すでに次の作品が頭の中に。

完全にありますね。

――子供向けですか?

うーん、そうですね。子供向けでもあるし、大人向けでもあるみたいな。今度はまたちょっと違うところをターゲットに。

――それもクロスメディアで?

はい。

(撮影:尾形文繁)

二階堂 遼馬 東洋経済 記者

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にかいどう りょうま / Ryoma Nikaido

解説部記者。米国を中心にマクロの政治・経済をカバー。2008年東洋経済新報社入社。化学、外食、ネット業界担当記者と週刊東洋経済編集部を経て現職。週刊東洋経済編集部では産業特集を中心に担当。

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