定年後「急に老ける人」と「若々しい人」決定的な差 定年後に備えて50代のうちにしておくべきこと

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さて、あなたは今、どんなコミュニティに属しているでしょうか。数えてみてください。ちなみに、「会社」以外のコミュニティとしては、以下のようなものが考えられます。
・地域のコミュニティ(町内会、同じマンション内でのつながりなど)
・ボランティア関連
・スポーツ関連(ゴルフスクール、テニススクールなど)
・スポーツクラブ
・趣味の仲間(ダンス、釣り、音楽、芸術系など)
・習い事
・学生時代からの友人
・前職の同僚や友人

50代最後の年を迎えている私が所属しているコミュニティを思いつくままに挙げると、
・仕事のコミュニティ
・ゴルフのコミュニティ
・元リクルートのコミュニティ
・ビジネス書作家、編集者のコミュニティ
・「朝礼だけの学校」のコミュニティ(オンラインサロン)
・実家、地元のコミュニティ
・地域のコミュニティ
ーーといったところでしょうか。

もし、あなたが属しているコミュニティが5つ未満、特に「会社しかない」ようでしたら、今すぐ行動を開始すべきです。

コミュニティは「感覚」で選べばいい

ここで、「50代からのコミュニティ作り」において、重要なことを1つ。それは、「入るのも気軽に、出るのも気軽に」ということです。

人間関係ですから、合う・合わないは必ずあります。自分に合わない、あるいは何か違和感があると思ったら、フェイドアウトしてしまって結構です。違和感を抱くようなコミュニティは、結局長続きしません。嫌な人間関係を引きずるのは会社だけで十分ですし、その会社ですら50代になったら人間関係を我慢する必要もないのです。

また、コミュニティには毎月のように会合を開くような強い結びつきを持つものも、年に一度会うかどうかのゆるいものも、どちらもあっていいと思います。コミュニティなど探せばいくらでもあります。ここでもある程度「自分勝手」になって、本当に居心地のいい場所を探すべきでしょう。

ここまで「コミュニティ」について、すでにあるコミュニティにこちらから参加するという想定で話をしてきました。

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