日本のナショナリズム 松本健一著

日本のナショナリズム 松本健一著

評論家・思想家である著者は、明治維新を第1の開国、第2次世界大戦の敗戦を第2、そして東西冷戦構造の終焉とグローバリズム社会が到来した現在を第3と見る。

この歴史の転換点になりうる今、東アジア共通の問題である金融・通貨・環境・エネルギー・食糧問題などを解決するための組織が必要だとし「アジア共同の家(アジア・コモン・ハウス)」構想を提起。国益、国権を主張するためだけではないナショナリズムを超えて極東の未来を見据えた組織を展望する。

戦前日本のナショナリズムの暴走が侵略戦争を引き起こした要因を分析しながら、他国が同じ轍(わだち)を踏まないためにも、極東に真の「共同の場」を設ける必然性を説く。

ちくま新書 714円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
直撃!公取委の本音<br>杉本委員長が激白

リニア談合に地銀の統合、アマゾンジャパンへの立ち入り検査まで、公正取引委員会が「一喝」を繰り出す場面が増えている。司令塔である杉本和行委員長が語る、国際標準の競争政策。