日本のナショナリズム 松本健一著

日本のナショナリズム 松本健一著

評論家・思想家である著者は、明治維新を第1の開国、第2次世界大戦の敗戦を第2、そして東西冷戦構造の終焉とグローバリズム社会が到来した現在を第3と見る。

この歴史の転換点になりうる今、東アジア共通の問題である金融・通貨・環境・エネルギー・食糧問題などを解決するための組織が必要だとし「アジア共同の家(アジア・コモン・ハウス)」構想を提起。国益、国権を主張するためだけではないナショナリズムを超えて極東の未来を見据えた組織を展望する。

戦前日本のナショナリズムの暴走が侵略戦争を引き起こした要因を分析しながら、他国が同じ轍(わだち)を踏まないためにも、極東に真の「共同の場」を設ける必然性を説く。

ちくま新書 714円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 令和を生きる若者のための問題解決法講座
  • コロナショック、企業の針路
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
テレワーク総点検<br>コロナで広がる働き方格差

緊急事態宣言下で当たり前になった「テレワーク」。業種や職種によって実現度合いに大差がつき、この数週間で働き方の格差が広がったといえるでしょう。在宅勤務の課題を総点検し、コロナ後の働き方を考察しました。