百年の紆余曲折が生んだ4.8リットル「超節水」トイレ《戦うNo.1技術》

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では、未来の節水はどこまでいくのだろうか? --取材の最後に林氏に尋ねてみた。

「今後10年で求められるのは1ガロン(3・8リットル)ではないでしょうか。だって米国で言いやすいんです、『ガロントイレ』って」。笑いながら言ってのける林氏に、100年に及ぶ技術と経験の蓄積、そこから来る自信のようなものがほのめいた。

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(猪澤顕明 撮影:梅谷秀司、吉野純治 =週刊東洋経済)

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