36歳女性が開眼「家に物を増やさない」賢いコツ

自分が楽しく感じるポイントに気づくのが大切

家にものを増やさないで快適に暮らす方法をお届けします(写真提供:KADOKAWA)
ライフスタイルの一つとして関心を集めているのが、必要最小限のものだけで生活をするミニマリストです。その暮らしはどのようなものなのでしょうか。ミニマリストの1人で、新著『36歳独身、派遣OL、女子力ゼロお気楽ひとり暮らし。』を上梓したyorikoさんのノウハウをお届けします。

自分の素直な気持ちが見えた瞬間があった

「ボ……ボロ過ぎる……」

築30年、19㎡のワンルームを見たときの、最初のひと言です。お世辞にもキレイとは言えないこの部屋でひとり暮らしを始めた理由は、10年以上付き合った彼と別れたから。

そこらに転がっているような、よくある話です。でも、私にとっては一大事。すべてが「無」になったような絶望感に襲われました。36歳、独身、派遣社員……。「マジで、何もない」と、人生終わった感が漂います。

ミニマリスト的な生活で、足るを知ろうと悟ったフリをしてみたり、ストレスフリーを目指して、働き方を模索してみたり、お金の不安を打ち消そうと、節約大作戦をしてみたり。生活をよりよくしようと、いろいろ頑張りました。でも、頑張れば頑張るほどドンドン悲しくなって、虚しくなって、心底疲れました。

そんなある日、オリジン弁当で豚キムチ丼を買ったんです。節約中でしたが、トッピングで卵も付け、調子にのってコーラもプラスして。千鳥の『相席食堂』を観ながら食べていると、いつもより少しだけ贅沢な夕食が嬉しくて、「ふふっ……」と吹き出している自分がいました。「ん?こんなことで笑ってる」「こんなことで十分幸せかも」と、自分の素直な気持ちが見えた瞬間でした。

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