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教育現場におけるパソコン活用法と賢い選び方 【セミナーレポート】魅力的な授業や校務効率化のためにできる活用術とは?

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「ICTがいじめの温床にならないか」という不安に対しては、子どものやり取りを教員がチェックできるようにツールを設定することで、子どもたちに「見られていることを意識させることが大事」と答えた。

校内のWi-Fi(無線)ネットワーク回線が「大人数の児童生徒の利用に堪えうるのか不安」という質問には、ネット回線の速度をテストするサイトやツールで測定したデータを、市区町村や都道府県の教育委員会に示し、必要なら改善を求めるように勧めた。

一方、ICTの積極活用でメリットを得る「攻めのICT」の考え方として、オンラインのコミュニケーションとリアルの対面コミュニケーションは相反するものではなく、リアルに加えてオンラインという選択肢ができたと考えるべきだと強調。利用シーンに応じて「適しているほうを選んでほしい」と述べた。

通信速度は、4Gの約20倍とされる5G通信規格が実用化され、今後、さらなる高速化も見込まれる。より大容量のデータを瞬時に取得することが可能になれば、オンラインの利便性はさらに増す。「子どもの学びの機会を多様にするために、リアルだけでなく、オンラインも活用することは必須になる」と語った。

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パソコン選びのポイント

個人所有端末を使う(BYOD)場合に、どのようなパソコン(PC)が適しているのか。ビックカメラの森山幹生氏は、同社が以前、開催した子ども向けオンラインイベントの経験から、スペック(性能)が低いと、データ処理が追いつかずにPCが止まってしまうことがあるとして「快適にオンライン授業に参加するには一定のスペックが必要」と語った。

ビックカメラ商品部MDグループAVCカテゴリマネージャー 森山幹生氏

望ましいスペックとして、PC中枢のCPU(中央演算処理装置)はインテルのCore i5(コア・アイ・ファイブ)級以上、メモリは8GB、記憶媒体は、従来のハード・ディスク・ドライブ(HDD)より高速に動作するソリッド・ステート・ドライブ(SSD)で256GB以上といった数字を示した。これらの条件を満たす機種の見分け方として、森山氏は、インテルの最新CPUを搭載し、一定の性能要件を満たした製品に貼られている「evo」のロゴのシールについて説明。次に、屋外のほこりや落下の衝撃にも強いもの、価格、各種機能など、機種ごとのさまざまな特徴を比較して選ぶことを提案した。

森山氏は「遠隔授業で先生のPCが止まると、すべてが止まってしまう。子どもの側も、参加した授業、イベント中に自分のPCが止まれば嫌な思いが残る。子どもがPCを好きになれるように、できれば高スペック機種を検討してほしい」と訴えた。

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制作:東洋経済education×ICT 編集チーム

主催:東洋経済education×ICT
協賛:ビックカメラ

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