「20代女性と結婚したい男性」に欠けている視点 男性にとっての婚活のターニングポイント年齢

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この件数グラフからだけでも、20代までの女性との結婚を望む場合は、男性自らの年齢が26歳から27歳あたりが最も成立しやすく、かつ、23歳から30歳までの男性が「旬」といった様子がうかがえます。

ちなみに、20代までの女性との成婚22万323件のうち、74.2%(4組に3組)を29歳までの男性が占めています。

これが30代男性ともなると24.2%(4組に1組)にまで急落し、40代では1.5%、50代では0.08%という、ともにまずは発生しないといえる確率に下落します。いかに男性の年齢(若さ)が読者の皆さんの想像以上に若い女性との結婚にパワーを発揮するか、明確に示しているデータの1つとなっています。

20代までの女性と結婚した人の割合

最後に2018年に成婚した初婚男性の年齢別に、成婚した方の何割が20代までの女性と成婚しているのかについて見ていきたいと思います(図表2)。

まず10代男性は100%、20代までの女性と成婚しています。さらに24歳までの男性であれば95%を超えていますので、相手の年齢への希望に関しては「ほぼ確実にかなう」という状況です。また27歳までであれば約9割を超えていますので、今あなたが27歳までの男性であれば「20代までの女性と成婚できますよ」という見方が統計的にはできると思います。

同様に28歳と29歳の男性ですが、84%と76%とともに約8割ですので、「5人に4人くらいの方はかなっていますので、まあ大丈夫でしょう。ただし、のんびり婚活だけはやめてくださいね」といったところです。

なぜ28歳と29歳の男性はのんびりと婚活をしないほうがいいのでしょうか? グラフを見ていただくとわかると思いますが、30歳となった途端に20代までの妻の割合が61%にまで減少するのです。

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