「攘夷を吠える若者」に渋沢栄一がシラケた瞬間 漫画「栄一」(第2話・前編)

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天下国家を論じる若者たちに、幼き日の渋沢栄一(栄治郎)が思うこととは

その生涯において500以上の企業の設立、600以上の教育・社会事業に携わり、後に“日本資本主義の父”と称された男がいた。

『栄一』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします )

経営学の巨人・ドラッカーも絶賛した彼の名は渋沢栄一。今、われわれが住む世界は渋沢なくしては考えられない。

今からおよそ180年前、埼玉県深谷市の藍農家に生まれた少年は、いかにして今、私たちが住む世界の景色を作り上げていったのか?

江戸、明治、大正、昭和――。激動の時代を駆け抜けるように生きた大偉人の人生を、1人の人間、1人の青年として丹念にみずみずしく描いた渋沢栄一伝の決定版! あなたもきっと栄一が好きになる!! 『栄一』(小学館)より一部抜粋してお届けします。

この記事の漫画を読む(21ページ)
町田 翠 漫画家

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まちだ みどり / Midori Machida

富山県出身。3月17日生まれ。2016年に「スピリッツ賞」を受賞した後、2017年より「月刊!スピリッツ」にて『ようことよしなに』(単行本全3巻)で連載デビュー。2019年にはひたむきに落語に向き合う少年の成長を描いた『開口一番!』(単行本全2巻)を連載し、好評を博した。現在は渋沢栄一の人生を描いた大河ロマン『栄一』を「月刊!スピリッツ」に連載中。温かい人間ドラマの描写に定評のある注目の新鋭。

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