トイレ行く暇ない「列車が見えるホテル」の魔力 近場で宿泊、密を避けながらたっぷり鉄分補給
ここで挙げたのは京都・大阪で鉄道の眺めが楽しめるホテルの一部にすぎない。鉄道会社のグループが運営する宿泊施設は駅に隣接していることが多く、全国に視野を広げるとかなりの数になりそうだ。あまり知られていない穴場的な「トレインビュールーム」もあるかもしれない。
旅行や帰省ができず、年末年始は自宅で静かに過ごしたという人々も多い。とくに小さな子供や高齢者がいる家庭では、さらに外出のハードルが上がる。だが、いわゆる三密を避け、感染症対策に配慮しながらちょっとした息抜きをすることは、精神的にも日本経済にとっても悪いことではない。
計画を練るだけでも楽しい
今後もしばらくは厳しい状況が続くと思われるが、事態が落ち着いた暁には近場のトレインビューホテルに宿泊し、他人との接触を避けながらゆったり過ごしてみてはいかがだろうか。早朝や深夜に走る普段見かける機会が少ない列車の姿を見られるのもトレインビューホテルの醍醐味だ。ひとまずは時刻表を見ながら「このホテルの部屋からはこの時刻にこの列車が見えるに違いない」と計画を練るだけでも楽しめそうだ。
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