原油先物は需給悪化で3%安、OPEC産油量も増加 新型コロナは収束せず、世界は再度悲観的に
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国時間の原油先物は3%下落した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によって需要見通しが悪化したほか、石油輸出国機構(OPEC)の原油生産量が9月に増加したことも重しとなった。
清算値は、北海ブレント先物<LCOc1>が1.37ドル(3.2%)安の1バレル=40.93ドル。一時39.92ドルまで値を下げた。米WTI原油先物<CLc1>は1.50ドル(3.7%)安の38.72ドル。一時6%超下落し、安値37.61ドルを付けた。
PVMオイルのアナリスト、タマス・バーガ氏は「新型コロナが封じ込められていないことが明らかになった。感染率が上昇しているほか、世界の死者数が100万人を超え、世界は再び悲観的になっている」と述べた。
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