衆議院議員の遠藤利明氏に聞いた「GIGAスクール構想」でICT教育を急ぐ理由 地域格差に懸念も、できるところからやる

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「社会に出て、自信を持って働ける、いろんな場で活躍できる人材を育てていきたい。国にとって大事なのは教育だといわれますが、それは同時に子どもたちにとっても大事なことなのです。教育は道具であり、その道具を利用して子どもたちは成長し、生きていく。教育とは生きていくための訓練をしているのです。今回のコロナ禍の中では、学校に行きたいと声を上げる子どもたちがたくさん見受けられました。子どもの目が生き生きと輝く、日本の学校をそうした場にしていきたいと考えています。

いい学校、いい教育は大切ですが、やはり最後は信頼できる先生がいるかどうかです。今、学校の先生になりたいという人が本当に少ない。19年公立学校教員採用選考試験の競争倍率は全体で4.2倍、小学校に至っては2.8倍と過去最低です。少なくとも3倍にしたい。優秀な先生は7倍ないと出てこないともいわれています。そのためには、先生のステータスを上げること、どう高められるかが最後の課題になってくると考えています」

(注記のない写真はiStock)

前編「少子化で『みんな同じ教育』を続ける問題点」はこちら

制作:東洋経済education × ICTコンテンツチーム

東洋経済education × ICT

小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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