英国のワーママから見えてくる新日常と不安 自宅待機で収入2割減、節約、働き方模索

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万国共通ワーママはつらいよ、在宅勤務~イギリスの場合~をお届けします(写真:Domani)
イギリスでも徐々にロックダウンの解除が始まっています。といってもほとんどの店はまだ休業中、オフィスの再開も始まっていません。勤務先が休業したため自宅で待機している待機ワーママと、在宅勤務となった在勤ワーママ、どちらの立場もそれなりに大変です。コロナの影響がワーママにも! ロンドン在住のジャーナリスト冨久岡ナヲさんがお伝えします。

待機中のワーママは毎日が有給休暇?

イギリスの制度では、自宅待機となった場合は、雇用主が政府の解雇防止収入補償制度を申請し給料の8割、上限額約30万円までを会社を通して得ることができます。

当記事は、Domani(ドマーニ)公式ウェブサイトの提ども記事です

例えば月給が20万円の人は毎月16万円をもらい、仕事をせずに自宅で勤務再開を待っています。支給は4月から始まりました。現状では8月まで100%政府による補償、そのあとは雇用主も1〜2割分を負担することで10月末まで続きます。

働かずに月16万円の収入?と聞くとなんだかうらやましい感じもありますが、実際には2割減の収入で生活費から家賃や住宅ローンなどまで賄わなくてはならず、そんなに楽ではありません。

コロナ前の新金融街。ワーママ達が颯爽と闊歩する日は戻ってくるのだろうか(写真:Domani)

待機ワーママたちは、ネット上に紹介されているいろいろな節約方法を試しています。例えば食費を抑えるために、チキンを一羽まるごと調理し3回分の食事を作り出す、野菜ではブロッコリーの茎など今まで捨てていた部分も活用していたり……。

また、有給の自宅待機が始まった当初はなんとなくホリデー気分になり、ちょっとお高いフェースパックなどを通販で購入し使っていたけれど、今ではきゅうりやレモンを使った手作りパックで美顔トリートメントをしているなんて人も。

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