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東野幸治「人生も笑いも正解がないから面白い」 「マイナー芸人」たちの世にも愉快な人生劇場

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「いや~、書きづらかったですよ。まず、書くにあたってちゃんと書かなあかんし。逆に言うと、ちゃんと書かなくていい人たちばっかりが登場している。距離をあけられる人たちというか」

各項の文末に「最近こんなことしてます」として、取り上げた芸人自らが返信する形で近況を報告。例えば、ダイノジ・大谷ノブ彦からは、「息子が登校拒否になっちゃいました」というレスポンスがつづられている。各芸人と東野との距離感が伝わってくるようで、これがまた面白い。

これは『令和の芸人交換日記』

「たくさん書いてくれる芸人もいれば、まったく興味がないんでしょうね、一言くらいしか返信しない芸人もいる(笑)。鈴木おさむさんからは『令和の芸人交換日記』と言われました。芸人たちの知られざる一面がたくさん登場するので、お笑いファンの方がもしもこの文章を読んでいただけるなら、見届けてほしいですね。

『EXITが好きだけど、中山功太さんも認めてるよ』、『四千頭身も好きやけど、大西ライオンさんの面白さもなんとなくわかります』みたいになってくれたらうれしい。ファンの方の許容していただく幅を広げるきっかけになればありがたいなと。……全員を好きになってくれとは言いませんけど」

イジリ倒しながらもどこか愛情を含ませる接し方は、『あらびき団』でもおなじみの姿だ。どぶろっく、ハリウッドザコシショウなど、あらびき団地から羽ばたいた芸人も少なくない。

「ハリウッドザコシショウなんて、僕らは面白いと思ったけど全然売れなかったでしょ。ところが、松本さんの『ドキュメンタル』でブレイクして、今や売れっ子ですから。ほんと、どういう出会いがあるかやと思うんですよ。

しかも今は、ネットがあったり、YouTubeがあったりする。コアターゲットに向けてネタをするなら、いい風が吹いてきていると思うんです。数年前よりもアンダーグラウンドな芸人さんが活躍しやすい環境だと思いますね」

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【「売れっ子」になるために大事なこと】

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