三菱UFJの1兆円増資が告げる国際新規制の“来襲”


 三菱UFJは2割近い希薄化を招く増資について「世界の優良行に伍していけるレベルを想定している」(畔柳社長)としたが、明確な成長戦略を示せなかった。その難しさは後に続くメガも同じ。一方で、リスクアセットの削減により自己資本比率を押し上げようとすれば、国内から貸し渋り批判が出る。

迫る新規制に対応できなければ、国内銀行になるほかない。しかも欧米の大手金融機関は、先取りして資本の質・量を押し上げており、国際取引での競争は、すでに「新しい土台」(三菱UFJ畔柳社長)に移ってしまった。

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(大崎明子 撮影:風間仁一郎 =週刊東洋経済)

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