京都・奈良対立のリニア「大阪まで延びない」説

ルートを巡る対立で名古屋以西へ延伸できない?

13年5月に開催された奈良の決起集会。会場の外でもイベントが行われ、5000人以上が詰めかけた

「京都への誘致はまだ間に合う。心を一つにして頑張っていこう」。寒さが一段と厳しさを増した1月17日。京都ブライトンホテルの1階ホールは、300人を超す人の熱気で充満していた。

この日開催されたのは、リニア中央新幹線の京都への誘致に向けた決起集会。京都府や市、商工会議所でつくる「京都府中央リニアエクスプレス推進協議会」が開いたものだ。壇上には、地元の行政や経済界の代表者がずらりと顔をそろえた。

「日本の将来、関西の将来を考えた場合、最もふさわしいのは京都ルート。われわれには、そう主張する責務がある」(山田啓二・京都府知事)。

「これまでも“オール京都”で、一丸となって取り組んできた。いよいよこれから。世論形成が勝敗を決める」(門川大作・京都市長)。

「世界交流都市・京都を実現するためにも、われわれの要望を実現してほしい」(立石義雄・京都府商工会議所連合会会長、オムロン名誉会長)。

おのおの選挙演説を彷彿とさせる熱弁で、京都ルートの有用性や地元の政官財が誘致に向けて一体化していることを終始アピール。拍手喝采の中、予定時間をオーバーして決起集会は終了した。

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