中古新幹線を調達?オーストラリアで仰天構想

新線計画で地元市長が突如主張、その理由は?

東海道・山陽新幹線を走る700系。2019年度内に東海道新幹線からは撤退する(写真:T.Tsuchiya/PIXTA)

日本人の旅行先としても人気がある、オーストラリア東海岸・クイーンズランド州のゴールドコースト。美しい海岸「サーファーズパラダイス」があることで知られるこの街と州都ブリスベンとの間を結ぼうという鉄道の新線計画で、何と「日本の中古新幹線を導入しよう」という案が浮上している。

リゾートと都市を結ぶ新線計画

今年9月、オーストラリア政府は、この路線を含む5路線の実現可能性を調査するための「鉄道新設を調査する特別会社」の設立と、それにかかる費用として4000万オーストラリアドル(約30億円)を来年度予算に計上した。

これを機に、地元では「ついにわが街に新たな鉄道がやってくるかも」と論議が盛り上がっているという。そんな中、沿線自治体から浮上したのが「日本で使われていた新幹線の車両を譲り受けよう」という意見だ。

オーストラリアで、新幹線中古車両を導入してまで鉄道計画に取り組もうという動きはなぜ出てきたのだろうか。

ゴールドコーストとブリスベンを結ぶ鉄道新線の計画は、以前から何度も浮かんでは消えを繰り返してきた。両都市は100kmほど離れており、近郊というにはやや遠い。それでも、リゾート開発が進んでいるゴールドコーストに住んで、ブリスベンの都心に通う需要はそれなりに存在するという。

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