「人事に嫌われた社員」が昇給・出世と無縁な訳 あなたの悪口は人事にすべて筒抜けだ
人事の目を意識していますか?
あなたは、現在の自分の評価やポジション、給与などに満足していますか?
このような悩みはないでしょうか。
「実力と給与が見合わない」
「自分ではなく、○○が昇進するのが納得できない」
私はこれまで1万人以上のビジネスパーソンの昇格面接や管理職研修を行い、300社以上の企業の評価・給与・育成などの人事全般に携わってきました。そして、多くの方々から上記のような不満や悩みを伺ってきました。
評価されない、給与が上がらない、昇進できない。これらのケースの場合、その理由はさまざまですが、実は多くの人が気づいていない盲点があります。
それは「人事の目を意識しているか?」ということです。評価、給与、昇進・降格を決めるのは、あなたの上司だけではありません。経営陣だけでもありません。そこには多くの場合、「人事の目」が大きく影響しています。
人事は、成果や業績だけを見ているわけではありません。勤務態度、日頃の言動、出勤時間、就業規則の遵守、会社の理念に沿った行動など、その視点は多岐にわたります。それらを経営者や管理職に伝えることが、人事の重要な役割なのです。
あなたが「思うような評価や給与を得られない」「昇進できない」といったことで悩んでいるのなら、「人事的な観点」が抜けていることに原因があるのかもしれません。