日経平均は436円安、相場を動かす次の材料は?

日本時間3日夜発表の米重要指標に注目

 10月3日、東京株式市場で日経平均は大幅続落。前日の米国株主要3指数が大きく下げたほか、ドル/円が一時106円台まで円高方向に振れたことなどを受けて朝方から幅広く売られた。写真は東京証券取引所で昨年2月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落。前日の米国株主要3指数が大きく下げたほか、ドル/円が一時106円台まで円高方向に振れたことなどを受けて朝方から幅広く売られた。一時500円を超す下げとなったが、売り一巡後は安値圏でもみあいが続いた。今晩発表される米ISM非製造業景気指数に関心が向かっている。

TOPIXも大幅続落。東証33業種全てが値下がり。値下がり率上位には鉱業、水産・農林、倉庫・運輸関連、証券、パルプ・紙などが入った。

前日の米国株式市場では、9月の米ISM製造業景気指数が約10年ぶりの低水準となったことが引き続き嫌気されたほか、貿易を巡る米国と欧州連合(EU)の対立も暗い影を落とした。米国株主要3指数が軒並み大幅安で取引を終え、東京市場でも朝方から売りが先行した。

その後、景気悪化懸念から一時500円を超す下落となったものの、為替が107円前半を回復したことで下げ渋った。市場からは、「CTA(商品投資顧問業者)や気の早いリスク・パリティ・ファンドなどが売っているようだ」(国内証券)との声が出ていた。

弱い米ISM製造業景気指数が投資家心理を悪化させたものの、市場からは過剰反応ではないかとの見方も聞かれた。第一生命経済研究所・主任エコノミストの藤代宏一氏は「景気の悪さが誇張される形となったが、今後発表されるPMIや地区連銀サーベイによって、景気に対する見方は修正されてくるだろう。今後、本格化する決算発表で企業がどのような見通しを示してくるのかが注目される」と指摘した。

「今週は米ISM非製造業景気指数や米雇用統計といった指標も公表される。市場予想に沿った結果が出ると、今の景気に対する不安感は行き過ぎという認識が広がり、修正に入る」(SMBC信託銀行・シニアマーケットアナリスト、山口真弘氏)との声も聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり159銘柄に対し、値下がりが1963銘柄、変わらずが29銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21341.74 -436.87

寄り付き    21422.22

安値/高値   21277.36─21437.74

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1568.87 -27.42

寄り付き     1569.83

安値/高値    1560.83─1571.04

 

東証出来高(万株) 122381

東証売買代金(億円) 20704

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