大森さんの年賀状デザインは毎年、タイガースにちなんでいる。2006年の年賀状をデザインするにあたり、大森さんは思いついた。「虎マークは80年以上前にデザインされたにもかかわらず、今見てもまったく古びていない。虎のデザインを路線図で表現できたらすばらしい」。完成までに2週間程度を要したが、選手や監督の名前をどうやって入れるかを考えるのは非常に楽しい作業だったという。
今年4月、大森さんの「路線図」は別の形で多くの人をうならせた。第1作の公開から今年で50周年を迎え、新作も公開される「男はつらいよ」シリーズ。映画を製作する松竹は、50周年を盛り上げるためのイベントとして、優れた「男はつらいよ」のイラストを表彰する「男はつらいよ ファンアートコンテスト」を開催した。
虎と寅が共通しているからというわけではないが、大森さんは大の寅さんファン。得意の路線図を使って、寅さんのイラストを描き、このコンテストに応募したところ、見事最優秀賞を勝ち取った。
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