『37歳での転職は可能か?』(37歳・男性) 城繁幸の非エリートキャリア相談

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<城繁幸氏の診断>

 診断:『人の価値は年齢で決まる』

 「これからは年齢ではなく、能力の時代」なんて言われ始めてずいぶん経ちますが、日本では相変わらず年齢至上主義です。その証拠に、好況で求人数が回復したと言っても、企業が血眼で争奪戦を繰り広げているのは新卒採用だけ。ちょっと前に卒業したフリーターには見向きもしません。

 これは中高年も同じですね。即戦力となるキャリア採用も同様に求人数が急増していますが、35歳を過ぎてしまうとガクンと求人案件は減ってしまいます(40代以降になるとさらに減ります)。

 理由は簡単。日本企業においては、人材の価値は年齢で決まるため、ある程度年がいってしまうと、割高感が強くなってしまうんですね。35歳というのは一つの節目なわけです。

 一般的に、35歳以上での転職先として考えられるのは、以下の3つです。

(1)マネージャー待遇での転職を目指す
(2)待遇、企業規模にはこだわらない
(3)年齢を重視しない職務給カルチャーの企業を狙う


 さて、あなたの場合、上位ポストを目指しての転職、つまり(1)番に該当するのですが、これは相当ハードルが高いと覚悟してください。

 普通、管理職ポストなんてどこも足りないわけです(あなたの今の会社がまさにそうです)。そんな中、わざわざ外からお迎えしてポストを任せるわけですから、その企業内には望むべくもないほどに優秀な人材だけが対象となります。

 ですから普通は、マネージャーならマネージャーとして、既に人並以上の成果を挙げている人材が優先されることになります。これは(3)番も同じですね。結論から言えば、あなたが現在のキャリアで、マネージャー職として転職するのは至難の業でしょう。

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