キウイのゼスプリ「アゲリシャスCM」人気のワケ 自己最高の好感度を記録した要因は何か
期間中にオンエアされた全3171作品のうち、最も高いCM好感度を獲得したのはKDDI『au』で、「三太郎」シリーズの新たな展開を予感させるCMだ。“ヤバイ鬼”により傷だらけになった鬼ちゃん(菅田将暉)のために三太郎が出陣しようとすると、どこからか「いいね、鬼退治!」と女性の声が。辺りを見回す三太郎の隣で、3人の姫が灯籠の上にたたずむ小さな女性を見つけて「ママ!」と声を上げるというストーリーだ。
5位には続編となる新作もランクイン。声の主である親指姫(池田エライザ)が姿を現し、姫たちの親だと名乗る。さらには鬼の居場所を知っていると告げ、一緒に連れていくようアピールする。ラストカットでは「いいねぇ」と親指を立てる親指姫のアップにあわせて「おもしろいほうの未来へ。」という新ブランドスローガンも掲げられている。
同社は5月にKDDIおよびauのブランドスローガンの一新を発表しており、KDDIは「Tomorrow,Together」、auは「おもしろいほうの未来へ。」とそれぞれ改めた。新しい物語の始まりに乗せて、新プランの登場だけでなく“一緒に未来へ進む”というブランドの姿勢も表明した。
上位には人気CMシリーズの新作が並んだ
2位は日清食品『カップヌードル SiO』。2017年に『魔女の宅急便』や『アルプスの少女ハイジ』といった国民的人気作品を題材に、パラレルワールドとして現代の高校生となった登場人物の青春物語を描き大きな話題となった「HUNGRY DAYS」の新作だ。
今期は大人気漫画の『ONE PIECE』とコラボレーション。「もしも、ONE PIECEの登場人物が現代で高校生活を送っていたら」というコンセプトで、第1弾にはゾロが登場した。モニターからは「ワンピース好きには最高。いろいろなキャラクター版を観たい」「キャラクターの誰がどこにいるのか探すのが楽しい。早くルフィの顔が見たい」と続編を待ち望むコメントが多く寄せられ、早くも期待感が高まっている。
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