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夫婦喧嘩で夫に「死ね!」と言い放つ妻のホンネ もちろん本気でそう思っているわけではい

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これは、怒りと諦めと、自分の考えていることをうまく説明できない自分自身に対するもどかしさなど、すべてが含まれて爆発した言葉なんです。

しかも、こんな言葉を言ってしまったら、その怒りをどう着地させたらいいか困るというのも、女性側の本音としてあると思います。

そこで、こういうときこそ、パパたちは冷静になって、「ちょっと待って、どうしたの? 何がいけなかったのか、もう1回聞かせて」というふうに、その場を冷静に保つ役割に回っていただけると、ありがたいなと思います。

「私が全部やればいいんでしょ」

もう1つ、同じような意味合いで使われる言葉として「私が全部やればいいんでしょ」という言葉があります。

まったく違う言葉じゃないかと思われるかもしれませんが、この言葉を言ってしまう女性の気持ちの根幹は、ほぼ一緒なんじゃないかと思っています。

それは、何を話してももうわかり合えないな……という絶望感。

「言っても何もやってくれないから、もう私が全部やればいいんじゃないかと思って、言うのをやめました」(ひろこさん、仮名、6歳女子のママ)という話を先日聞きました。

このママは、実際そのように夫に伝えたかどうかは確認していませんし、普段からどんなコミュニケーションを取っているのかまではわかりませんが、「私が全部やればいいんでしょ」という言葉を言ってしまうママの気持ちはこんな感じなんだと思います。

男性からしてみれば、急にこんなことを言われたら戸惑うと思います。普段、自分は家事育児にも積極的だと思っているパパなら、なおさら腹が立つかもしれません。

そんなこと言ってないで、問題点を見える化して、もっと前向きに問題を解決していけるようなコミュニケーションを取ろうよ、と言いたくなってしまうのかもしれません。

しかし、問題点を見える化して、夫と交渉するといったことが得意ではないママも多いと思うのです。そこで、ぜひ、「そう言わずに、どう分担したらお互いにいいのか、もう少しちゃんと話そうよ」と、ここでも、冷静に話し合えるように、リードしていただけるといいのではないかと思います。

なーんて言ってる私ですが、私もなかなか夫婦間のコミュニケーションだと、仕事のようには振る舞えないですね。なんでだろう……(笑)。家族だからわかってくれて当たり前と、ついつい思ってしまっているからかもしれません。それもよくないですよね。

さらに、夫婦げんかは、売り言葉に買い言葉で、こういうひと言からさらにヒートアップしてしまうこともあります。だから、うまく仲直りする方法を見出すことも大事なのかもしれません。

相馬由子=取材・文
編集者、ライター。合同会社ディライトフル代表。雑誌、ウェブ、書籍などの企画・編集・執筆を手掛ける。会社員の夫と、もうすぐ小学校に入学する娘の3人家族。ここ数年は、子育てをテーマにした仕事を数多く手掛けている。
ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:35〜45歳、子持ちの既婚男性200人

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