日経平均は小幅続伸、半導体関連が買われる

1ドル=110円台の「円高」を嫌気、伸び悩む

 3月22日、東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。予想以上にハト派ととらえられた米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、国内休場中に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行した。写真は都内で昨年9がつ撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。予想以上にハト派ととらえられた米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、国内休場中に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行。寄り付きの上げ幅は100円を超えたが、1ドル=110円台の円高が意識されて伸び悩んだ。米金利低下の影響で保険、銀行などの金融株が下げたことも相場の重しとなった。一方、市況回復期待で東京エレクトロン<8035.T>などの半導体関連株には買いが入り指数を下支えした。小幅安で推移する時間が続いたが、大引けにかけては個別株の押し目買いなども入り、プラス圏に戻した。

TOPIXは同0.17%高で取引を終了した。東証1部の売買代金は2兆6254億円だった。業種別では、石油・石炭、鉱業、海運などが上昇率上位に並んだ。一方、医薬品、水産・農林、保険、銀行などは軟調だった。市場では「FOMCの結果を受けた海外勢の売買が一巡した後は、個人による個別物色中心の展開になった。米中交渉に関する報道が膠着気味なこともあり、全体的には動きにくい」(SMBC日興証券投資情報部部長の太田千尋氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、石原産業<4028.T>が反発。同社は20日、未定としていた2019年3月期末配当について、1株12円の配当を実施すると発表した。同社は長期無配を継続していたが、14期ぶり復配を好感する買いが先行した。半面、エーザイ<4523.T>はストップ安まで売られた。同社と米バイオジェン<BIIB.O>は21日、アルツハイマー病(AD)治療薬「アデュカヌマブ」の後期臨床試験2試験を打ち切ると発表。失望売りが広がった。

東証1部の騰落数は、値上がり1392銘柄に対し、値下がりが653銘柄、変わらずが95銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21627.34 +18.42

寄り付き    21713.26

安値/高値   21542.03─21713.26

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1617.11 +2.72

寄り付き     1617.38

安値/高値    1610.09─1618.14

 

東証出来高(万株) 136559

東証売買代金(億円) 26254.41

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