各配信サービスの人気ランキング上位に食い込む韓国ドラマ。定番ジャンルの1つとして確立しています。かつてブームを作ったドラマ『冬のソナタ』以降、韓国コンテンツは少女時代やKARA、東方神起などK-POPのジャンルを築き、今は韓国コンテンツ総力攻めの「第3次韓流ブーム」の時代と言われていることがその背景にあります。
「演技ドル」が第3次韓流ブームを牽引
ドラマのジャンルはラブコメからサスペンスまでバリエーションも幅広く、話題作が次々とリリースされています。イ・ミンホ、キム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビンなど新たな顔となるイケメンスターも生まれ、イム・シワンやチョン・ウンジなど、歌も演技もこなす「演技ドル」と呼ばれるマルチアイドルたちもドラマ人気に貢献しています。
韓国ドラマのクオリティーの高さは世界的にも認められているほどです。カンヌで2016年秋に開催されたテレビ国際見本市「MIPCOM2016」では、世界3大トレンドドラマに韓国ドラマ作品名が挙がりました。イギリスBBCの本格派スパイドラマ、トム・ヒドルストン主演『ナイトマネージャー』と、第68回エミー賞で『ゲーム・オブ・スローンズ』と競り合ったアメリカFXの『ザ・ピーポー V. O.J.シンプソン:アメリカン・クライム・ストーリー』と並び、韓国ドラマ『太陽の末裔』が当時の世界3大トレンドドラマとして、紹介されました。
今年のMIPCOM2018でも韓国ドラマがリメイクドラマの成功事例として注目されていました。日本でも7月クールに放送された韓国オリジナルの『グッド・ドクター』がハリウッドでもリメイクされ、そのハリウッド版がイギリス、ドイツ、フランス、カナダなど主要各国で放送され、人気を得ていることから、オリジナルの韓国ドラマにも目が向けられていました。「欧米ではリアルタイム視聴に加えて、タイムシフト視聴でもよく見られ、若年層からも支持されるストーリーが成功の要因」とフランスのリサーチ会社ユーロデータが発表していました。
今や、韓国ドラマのファン層は初期の韓流ブームから支えている中高年から若年層まで、各世代から支持されているようです。そこで、定番の人気作から独占作品まで韓流を揃えるU-NEXTの協力を得て、今、どのような韓流ドラマが支持されているのか、データ分析した結果とともに、年代別人気ランキング作品を紹介します。
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