「脱・スマートデバイス」の急先鋒
そこで提案できるのが、「スマホ」の概念から脱却した、まったく新しいデバイスです。過去にARアプリ「セカイカメラ」などを手がけた井口尊仁氏の「Telepathy One」は、まだまだ多くが謎に包まれていますが、「脱・スマートデバイス」の急先鋒かもしれません。
同氏は、ウェアラブルデバイスにさまざまな機能を組み込むのをやめて、「体験の共有」というコンセプトにしぼって開発を進められているそうです。こういった話を聞くと、とってもワクワクしますね。
さて来週は、実際に「元ものづくり大国」日本が今後も生き残っていくための戦略を考えていきましょう。ウェアラブルもそうですが、実はわれわれは今、チャンスの海に飛び込もうとしています。対岸にたどり着くまでにどれだけの魚をつかまえられるかで、その後の暮らしは劇的に変わってしまうでしょう。
それでは来週もお楽しみに!
Tehu
慶応義塾大学1年生・デジタルクリエーター
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てふ / Tehu
1995年、神戸市生まれ。灘中学校、灘高校を経て現在、慶応義塾大学1年生。中学生の時にプログラミングに興味を持ち、2009年にiPhoneアプリ「健康計算機」を公開。ダウンロード数が無料アプリで世界第3位となり、話題となる。以後、「放射能計算機」、劇団ひとり監修の「僕の余生。」などのアプリ制作を続ける。2010年からUstreamで「Tehuのオールナイトニホン」を放送開始。米アップルの新製品記者発表を同時通訳する番組を定期的に放送し、人気を集める。2013年、グーグル日本法人元会長の村上憲郎氏との共著『スーパーIT高校生“Tehu”と考える 創造力のつくり方』(角川書店)を発売。現在、クリエーターとして多くの企業のプロジェクトに参加するほか、講演や雑誌連載など多岐にわたって活動している。中国籍で本名は張 惺(ちょう・さとる)。日本語、英語、中国語を操る。
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