NECの防衛省受注額、前年度2位に浮上 通信システムの大型契約で

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11月20日、NECは、例年1000億円程度の防衛省からの受注額が、前年度は約1600億円に増えたことを明らかにした。写真は昨年5月、都内で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

[東京 20日 ロイター] -NEC<6701.T>は20日、例年1000億円程度の防衛省からの受注額が、前年度は約1600億円に増えたことを明らかにした。陸上自衛隊向け通信システムの大型契約があったため。NECは防衛省の装備品受注額で4位が定位置だが、前年度は2位に浮上した。

NECは総額1200億円で陸上自衛隊向けの野外通信システムを受注。このうち約400億円は2011年度に、800億円は12年度に契約した。例年の受注規模は三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>、三菱電機<6503.T>に次ぐ4位だが、防衛事業に携わるNECの伊藤康弘理事によると、12年度はこの大型受注で2位になったという。

受注した野外通信システムはソフトウエア技術を採用したことが特徴。異なる規格を採用しているためにこれまで不可能だった海上・航空自衛隊や消防庁などとの相互通信が、ソフトをインストールすることでできるようになる。

NECはこの日、野外通信システムを報道陣に公開した。同社が防衛省に納める装備品の説明会を開くのは異例。広報活動に力を入れる陸上自衛隊、新たに開発した通信システムをアピールしたいNECともプラスになると判断した。

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