東京に登場「レストランバス」の食べ心地は?

眺めと食事は満足、でも座席はちょっと窮屈

ウィラーが10月5日から通年運行を開始した「東京レストランバス」の車内(編集部撮影)

彩りよく盛り付けられたフレンチの前菜4種。まずは生うにの添えられたスタッフエッグをフォークでいただく――。これは飲食店ではなく、バス車内での話だ。

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ピンク色の高速バスで知られるウィラーは10月5日から、都内を周遊しながら食事を楽しめる「東京レストランバス」の通年運行を開始した。ランチコースとディナーコースがあり、2階建てオープントップバスでレインボーブリッジを渡り、東京タワーなどを眺めながらフランス料理を味わえる。

同社では、2016年より「ここにしかない日本を食べよう」をコンセプトに、新潟、北海道、沖縄などで「レストランバス」を運行してきた。ただしこれらは約3カ月の期間限定であり、「終了間際になってようやく利用が増えてくる」(ウィラーエクスプレス・平山幸司社長)という課題があった。

そこで、2018年8月より、まずは京都で通年運行を開始した。女性同士や会社の飲み会など、団体での予約も多いことから利用者数は上昇中とのこと。ここで得られた手ごたえをもって、東京進出へと至った。

旅はミッドタウン日比谷から

今回私は、運行開始に先立って行われた試乗会に参加した。集合したのは、有楽町にある東京ミッドタウン日比谷。ここが東京レストランバスの発着場となる。乗車時には、看板を掲げたスタッフのもとに集合し、日比谷通りに停車した2階建ての派手なレストランバスへと向かう。

2階建てのレストランバス。屋根は透明で開閉できるオープントップ型だ(編集部撮影)

ただし、歩道と車道の間には植え込みやさくがあるため、そのまま乗ることはできず、交差点から車道に回り込む必要がある。有楽町周辺には高級ホテルもあり、「外国からのビジネスパーソンの接待」という利用場面を想定しているそうだが、大切なお客さまが車道の隅をそろそろと歩く姿を思い浮かべると、ちょっとシュールな気がした。往時のツアーバスを思い出させる動きだ。

次ページ2人席に2人で座るとちょっと窮屈・・・
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