ECB、欧州の銀行のトルコ向け債権に懸念

トルコリラは急落、ユーロも影響受けるか

 8月10日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、欧州中央銀行(ECB)が欧州の銀行のトルコ向け債権に対する懸念を強めていると報じた。イスタンブールで2015年8月撮影(2018年 ロイター/Murad Sezer)

[フランクフルト 10日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は10日、欧州中央銀行(ECB)が欧州の銀行のトルコ向け債権に対する懸念を強めていると報じた。

伊BBVA<BBVA.MC>、ウニクレディト<CRDI.MI>、仏BNPパリバ<BNPP.PA>を特に注視しているという。これらの銀行は、トルコで積極的に事業を展開している。ただ現地子会社がグループ全体の財務に及ぼす影響はそれほど大きくない。

ECBは同紙の報道についてコメントを控えた。

トルコと米国の外交関係悪化やトルコ中銀の独立性への不安などを背景に、トルコリラは対ドルで再び急落している。

報道によると、ECBは今のところ監督上の審査でこの問題を深刻なものと受け止めていない。ただトルコの銀行部門は外貨建て借り入れが約40%を占めており、リラ安に対するヘッジが不十分の可能性があると懸念しているという。

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