毎年300億本!フランス人「ポイ捨て」の惨状 政府はたばこ会社に対応を求めているが…

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政府は、どのような措置を課すかについては言及していないが、関係者の1人は強制的なリサイクル計画が選択肢になると述べた。

(写真:REUTERS/Emmanuel Foudrot)

「同省はこの措置において、厳しすぎる目標を課すことはしないが、目標の達成に対しては厳しい姿勢で臨む。公害は大規模なものであり、関与が小規模であってはならない」と関係者は述べた。

「ラッキーストライク」や「ロスマンズ」のブランドを有するブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は喫煙者を教育し、ポケット灰皿を配布するよう政府と協力すると陳述した。 そして、政府が計画するであろう新しい税金に否定的な姿勢を示した。「企業や喫煙者、または市民が、たばこの吸い殻の清掃に関連する費用を追加の税金を通して支払うわけではない」(BATの広報主任エリック・センシ-ミナティア氏)。

吸い殻のポイ捨ては世界で毎年4.5兆本

「ゴロワーズ」と「ジタン」のブランドを販売しているインペリアル・ブランズの担当者は「喫煙者に対し、責任ある立場で吸い殻を処分するよう求めたい」と述べた。また、 汚染被害を少なくするためにフィルターの素材を変更する予定はないとも述べた。

フランスで販売されている他の大手ブランドはフィリップモリスのマールボロ、JTのキャメルだ。医学雑誌「タバコ・コントロール」によると、たばこの吸い殻は世界でもっとも典型的な捨てられるごみであり、推測で毎年4.5兆本捨てられているという。

(文:ギート・デ・クレルク
編集:ルーク・ベーカー、ロビン・ ポメロイ)

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