毎年300億本!フランス人「ポイ捨て」の惨状

政府はたばこ会社に対応を求めているが…

パリの街中で大量に捨てられているたばこの吸い殻(写真:REUTERS/Emmanuel Foudrot)

6月14日、フランス政府はたばこ会社に対し、今後3カ月以内に自発的行動をとらない限り、道路を散らかし水を汚染するたばこの吸い殻の害を終結する義務を課すことを明らかにした。

パリでは毎年350トンの吸い殻が投げ捨てられる

パリの街では、壁に埋め込まれた灰皿があり、道路への吸い殻投げ捨てが見つかった人に68ユーロ(80ドル)の罰金の脅しがあるにもかかわらず、毎年350トンのたばこの吸い殻が収集される。

6月14日、「9月までに有効な関与計画が提示されなければ、政府はタバコ会社に対し、廃棄物の回収に取り組むことを義務付ける」と産業界の代表者との会議に先立ち、ブルーン・ポアソン環境省副大臣は述べた。

同省によれば、フランスで毎年300億本の吸い殻が捨てられており、そのうちの10本中4本以上が浜や森林、川、海に流れ着くと推測されている。

フィルター1つで、そこに含まれる化学物質のために数百リットルの水を汚染する可能性があり、分解されるまでに10年以上かかり得る、とポワソン副大臣は述べた。

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