カンヌ、是枝監督の「万引き家族」が最高賞に

「技術陣も俳優陣も素晴らしい仕事をした」

 5月19日、フランスで開催されていた第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が開かれ、日本の是枝裕和監督(写真)の「万引き家族」がコンペティション部門の最高賞「パルムドール」に輝いた(2018年 ロイター/Stephane Mahe)

[カンヌ(フランス) 19日 ロイター] - フランスで開催されていた第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が19日開かれ、日本の是枝裕和監督の「万引き家族」がコンペティション部門の最高賞「パルムドール」に輝いた。

是枝監督は受賞後ロイターに、「自分が受賞するとは思っていなかったので信じられない」と述べたが、「技術陣も俳優陣も素晴らしい仕事をした。映画が完成した時点ですでに何か特別なことが起きたと感じていた。この映画が受賞したことはとても嬉しい」と語った。

審査員長を務めたオーストラリア出身の女優ケイト・ブランシェットは、受賞作の選択は難しい決断だったが、監督のビジョンと演技がかみ合った素晴らしさに全員が打ちのめされた、と感想を述べた。

「万引き家族」は、東京の下町で生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる家族の物語で、きずなのあり方を問いかける作品。日本公開は6月8日。

安藤サクラさん、リリー・フランキーさん、樹木希林さん、松岡茉優さんらが出演した。

次点となるグランプリには、米国のスパイク・リー監督の「BlacKkKlansman(原題)」が選ばれた。1970年代を舞台に、白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)に潜入した黒人刑事を描いた、実話に基づく作品。

審査員賞にはレバノンの女性監督、ナディーン・ラバキー氏が「Capharnaum」で選ばれた。

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