平昌五輪後、世界は再び大荒れになるのか 北朝鮮も中東も欧州もリスクが「てんこ盛り」

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さて、ここからは恒例の競馬コーナーだ。

競馬は2月24日から再び中山開催となる。「さあ、そろそろ本気出すか!」とばかりに、有力馬が動き出す。

25日の日曜日のメインレースは伝統の中山記念(G2、芝1800m)。ここから大阪杯など中距離路線に向かう馬、ヴィクトリア記念や安田記念などマイル路線に向かう馬、そしてドバイや豪州、香港を目指す馬も居る。今年は頭数こそ少ないがG1馬3頭が参戦し、密度の濃いレースが期待できそうだ。

中山記念の本命馬は、やっぱり「ステゴ産駒」だ!

3歳でマイルチャンピオンシップを制したペルシアンナイトが1番人気。過去にこのレースで3回勝っているミルコ・デムーロ騎手騎乗ともなれば、「鬼に金棒」と見える。ただし本来がマイラーであることと、休み明けに不安があることから評価を一段下げておきたい。

代わりに本命に推したいのは、中山金杯で惜しくも2着だったウインブライト。1800mはたぶんこの馬に一番合っている。やはり中山ではステゴ(ステイゴールド)産駒ですよ。

もう一頭、気になっているのはマイネルハニー。これまた父は「中山専用」とまで言われたマツリダゴッホだ。中山適性の高い2頭を中心に狙ってみよう。

寒風の中にも、徐々に温かみを増していくこの季節、伸び盛りの若駒たちのレースを見るのは楽しいものだ。もっとも花粉が飛び始めるので、ときに視界が涙に曇る。花粉症の同志諸兄はマスクと薬をお忘れなく。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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