モー娘は能力、AKBは努力、ももクロは全力 グローバルエリート×スーパーIT灘高生対談2
──「努力」というキーワードが出ましたが、Tehu君は非常に努力家なんですよ。
ムーギー: おっ、何、努力してんの?
Tehu: ボクは自分に才能がないとわかっているので。
ムーギー: あっ、これあれよね。ネット使って支持を得ようっちゅう。オレみたいに「いやー、グローバルエリートですから。アッハッハッハ!」って言うたら、もう炎上するしかないでしょ。どうやって支持せえちゅうの。それを君は“努力家”で攻めてくるからね。
Tehu: いや、「ボクは才能ないけど、努力に関しては誰にも負けていないから、たぶんボクはうまくいきますよ」って言っているんです。
ムーギー: それ、日本人好みのストーリーやね。ほら、「スチュワーデス物語」で堀ちえみが「ドジでのろまなカメ」って言うとった。
Tehu: 全然知らないです。
ムーギー: 日本で人気者になろうと思ったら、結局「舞の海ストーリー」というか、「才能ないけれども、努力でカバーしてがんばりました」みたいなのがウケる。君、うまいこと言ってさらに稼ごうとしてるんちゃうか?
Tehu: でも、ボク自身は努力家だと思っているんですけど、メディアのみなさんがそう取り扱わないのが不満で。
「天才」という言葉、お断り
ムーギー: ああ、自分は才能ないと思っているけど、みんなが「天才」って呼ぶだけですよと。
Tehu: 実際、昔は「天才」という呼称を使われまくったんですが、今は基本的にお断りしているんです。「天才」という言葉を。
ムーギー: 「天才」という言葉、お断り。私、「天才」と勝手に呼ばれるの、お断りしますと。いい感じに反感買いそうなこと言ってるよ、これ。君の炎上ワードを引き出すのが今日のオレのミッションやから。1炎上につき1000「いいね!」くらいの計算でよろしいでしょうか? 編集長。
Tehu: ボクは基本的には炎上したくない人間なんです。でも、ボクの記事はだいたい炎上する。「東洋経済オンライン」の「新世代リーダー50人」の記事で「東大じゃなくて慶応に行きたい」って言ったら、やっぱり2ちゃんねるで炎上しました。
ムーギー: たしかに君、ちょっと突っ込みたくなるキャラやね。
Tehu: たまに2ちゃんねるまで行って「こんにちは、Tehuです」って直接怒ったり、自分のツイッターに「人を批判している暇があったら自分のこと考えろや」って書いたりしてるんですけど。
ムーギー: ボクの炎上歴も長いよ。最近、「こんにちは」って言っても炎上するようになってきたからね。
──炎上対策をどうするかは興味深いですね。