中国"バブル世代"の若者達が語る「夢と現実」 彼らは人生に何を望んでいるのか
●Wu Qiongさん(外資系銀行勤務)
「この世界を知るようになったとき、すでに世界は変わった後で、比較的発展していた。どんどん良くなっていくのを目の当たりにした。それは、単に問題ないとか、再建とかいうレベルではなかった。変革されていくのを目撃してきた」
「私たちの世代は『吃苦』を全く味わったことがない」
●Fu Shiweiさん(大学教員アシスタント)
Fuさんは、自分の世代が、企業や国中でリーダーシップを取ることに自信を示す。
「(旧世代との)大きな違いは、選択を迫られたときに、私たちの世代の方が勇気ある決断ができると思う。私たちの方がオープンマインドでもある」
「私たちの世代にかかるプレッシャーは大きい」
●Zhang Yulinさん(ゲームデザイナー・既婚者)
「私たちの世代にかかるプレッシャーは相当大きい。私たちは皆、『一人っ子』だから、親の介護など、プレッシャーは非常に大きい。私たち夫婦は親4人の面倒を見なくてはならない。住宅費もとても高い。仕事は競争が激しい。頑張らないと、負けてしまう」
●Zheng Yueさん(インテリアデザイナー)
「一人っ子特有の気質がある。自分自身のことしか考えない。他者への思いやりや責任感に欠けている」
「社会は浅はかすぎる。カネが精神的なよりどころとなっている。カネさえあれば、多くの人は安心する。でも、それは精神の源ではない」