「新幹線」正規料金安いが割引で世界に負ける 世界の高速列車の「料金」を徹底比較
欧州各国の鉄道各社は自国語だけでなく英語のウェブサイトを開いており、日本を含む世界中どこからでもアクセスして、割引きっぷを含むほとんどのきっぷをネット上で買えるようにしている。しかも、ウェブサイトのレイアウトこそ異なるとはいえ、おおむね予約決済までの手続きや使い勝手は各国間で大差ない。一方、日本の鉄道きっぷを買うための外国人向けサイト(英語)を見ると、膨大な脚注とともにさまざまな条件や規定が書かれており、とても使い勝手が良いものとは言いがたい。
東京五輪を控え、この夏にはすでに各国の選手たちが日本各地で合宿を行ったとの報道も見かけた。練習の休みの日に列車で出かけようとする選手から「日本の電車って高い」「サイトを見ても訳がわからない」などと言われるのは、受け入れ側の日本人としてはあまり良い気分ではないだろう。
この夏、九州新幹線などでお盆期間のウェブ限定格安きっぷが発売され、ネット上では「やればできるじゃないか!」といった書き込みも多く見られた。閑散時の需要喚起も狙って、何か新しいことを考える時期に来ているのかもしれない。
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