キューバ国営ラブホチェーン、ハバナで復活 「愛の選択肢を多様化させる」政策
[ハバナ 3日 ロイター] - キューバ政府は、カップルが時間単位で利用できる国営のラブホテルチェーンをハバナで復活させる方針を明らかにした。公式の労組機関紙が報じたもので「愛の選択肢を多様化させる」政策という。
1990年代まで、ハバナには「ポサダ」と呼ばれるこうしたモーテルが数十件あったが、残っていた数件はハリケーンで自宅を失った人々に提供された。
プライバシーはカップルにとってますます重要な問題に
家賃の関係から多数の家族が同じアパートに住んだり、夫婦が離婚後も長期間ともに暮らすなど住宅問題が深刻で、プライバシーはカップルにとってますます重要な問題となっている。
民間のモーテルが一定の受け皿になってはいるが、3時間の利用料金が平均月収の6分の1に当たる5ドルに達し、多くは支払うことができないという。
ハバナの州住宅会社担当者は「需要が強いためこのサービスを復活させる。ホテル・ベントと呼び、2階建て・バスルーム付きの客室16室のものから始める」と述べた。
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