無料通信ソフト「サンバ」に新たな脆弱性

ランサムウエア類似の被害も

 5月25日、基本ソフト(OS)Linux(リナックス)やUNIX向けに開発された無料通信ソフト「Samba」(サンバ)に新しく欠陥が見つかったことが分かった。写真は13日撮影(2017年 ロイター/KACPER PEMPEL)

[シンガポール 25日 ロイター] - 基本ソフト(OS)Linux(リナックス)やUNIX向けに開発された無料通信ソフト「Samba」(サンバ)に新しく欠陥が見つかったことが分かった。サイバーセキュリティー会社によると、世界で30万台以上のコンピューターに感染したランサムウエア「WannaCry(ワナクライ)」と同様の被害が発生する危険性があるという。

米ラピッドセブンのレベッカ・ブラウン氏はロイターに対し、発見の発表後12時間以内にハッカー集団がこのぜい弱性を悪用している証拠は見つかっていないと指摘した。だが、研究者らが欠陥を悪用するマルウェア(悪意のあるソフトウエア)を開発するのに15分しかかからなかったと述べ、「悪用するのが非常に、非常に容易な欠陥だ」と話した。

同社によると、サンバのぜい弱性のあるバージョンを利用しているコンピューターは世界で10万台以上稼働しているもよう。バージョンが古いため、パッチ(修正プログラム)での不具合修正は不可能だという。大半は家庭での利用者とみられる。

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