「高血圧」と言われても気にしなくていい理由 正しい血圧の計り方、知ってますか?

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医者の言うことはすべて正しいと、患者さんは信じてしまいがちです。しかし中には不勉強な医者や、金儲け主義の医者がいることも事実です。生活習慣を改めたり、ストレスを取り除く努力をしたりせず、安易に薬に頼ろうとする患者さんにも問題はあると思います。

健康なのに薬の服用を勧められたら、疑ってみる勇気も必要なのです。

「正しい血圧の測り方」を知る

『やってはいけない高血圧治療 ドクター歴48年のベテラン医師が告発する薬漬け医療の闇』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

とはいえ、健康診断で「再検査が必要です」と言われたら逆らえないのがサラリーマンの悲しい性ですよね。そうならないために、正しい血圧の測り方を伝授しましょう。

① 必ず10分ほど安静にした後で測る
肉体労働をした直後に血圧を測ると高い数値が出てしまいます。それだけではありません。健康診断の会場まで長い距離を歩いたり、階段を駆け上がったりしただけでも血圧は上がります。十分に身体を休めてから測りましょう。

② 心が安定している状態で測る
ドキドキしたり、悲しんだり、イライラしているときでなく、リラックスしているときに測ってください。慌てたり、焦ったりしても血圧は上がります。ストレスは血圧にてきめんに影響するのです。

③ 椅子に座って測る
椅子に座って心臓と同じ高さに血圧計を置いて測ってください。健康診断などでは立ったまま測ることがありますが、座って測る血圧のほうが正しいと覚えておいてください。

④ 右腕を十分まくって測る
左腕だと心臓から近いため血圧が少し高く出てしまいます。服の上から測ると熱が十分伝わりません。きちんと腕まくりするか、上着を脱いでから、右腕で測ってください。

ここで述べた私の意見はちょっと過激に聞こえるかもしれませんが、すべて医学的な裏付けのあることです。商業主義に翻弄されて、日本の医療はおかしなことになっているのです。

問題の本質を見極め、真に健康な生活を送るための知恵を、『やってはいけない高血圧治療 ドクター歴48年のベテラン医師が告発する薬漬け医療の闇』(KADOKAWA)という著書にまとめました。健康診断で言われたことを鵜呑みにして、安易に薬を服用する前に読んでみてください。

松本 光正 サン松本クリニック院長

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まつもと みつまさ / Mitsumasa Matsumoto

1943年、大阪生まれ。北海道大学医学部卒業後、医療生協さいたま浦和民主診療所勤務・所長を経て、1995年にさいたまおおみや診療所所長に就任。2014年からはサン松本クリニック院長を務める。中村天風の最晩年の弟子として指導を受け、天風会の講師としても活躍。

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