東京海上の「超保険」が売れに売れる理由 被災地や地震リスクが高い地域で、抜群の実績
「謹んで地震・津波被害のお見舞いを申し上げます」
「ご契約者の皆様への早急な対応を図るべく、仮事務所を開設しました。皆様への対応を迅速に行うべく復旧の第一歩を踏み出しました」
森社長の顔写真付きの見舞い広告が地元紙の1面に掲載されたのは11年3月27日。その反響は大きかった。
東京海上グループからの応援も受けて、震災から3カ月後の11年6月には被災を免れていた蔵を改装して、仮の本社にした。
「生き抜くための保険」の普及活動
以前は顧客の自宅に出向いて保険の説明をすることが多かったが、震災で多くの人が自宅を失ったことから、現在はサラウンドのスピーカーや大画面スクリーンを据えた蔵の2階で、顧客に向き合うことが多くなった。
「ソファーに座り、コーヒーを飲んでいただきながら、3~4時間かけてご家族の皆さんと一緒にじっくりと保険のあり方を考えていく。こうしたことができるのは超保険しかない」
自らも被災者として顧客と境遇を共にすることで、「生き抜くための保険」を普及させるための森社長の活動には一段と熱が入っている。
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