サムスン復活?第2四半期は営業利益18%増

下期も堅調な業績を予想

 7月28日、韓国のサムスン電子の第2・四半期決算は、営業利益が前年同期比18%増の8兆1000億ウォン(71億7000万ドル)で、スマートフォンが寄与し2年超ぶりの高水準となった。写真はサムスンのロゴ、2010年4月ソウルで撮影(2016年 ロイター/Jo Yong-Hak)

[ソウル 28日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>の第2・四半期決算は、営業利益が前年同期比18%増の8兆1000億ウォン(71億7000万ドル)で、スマートフォン(スマホ)が寄与し2年超ぶりの高水準となった。

モバイル部門の営業利益は4兆3200億ウォン。前年同期から57%増え2年ぶりの高水準となった。

売上高は4.9%増の50兆9000億ウォン。純利益は5兆8000億ウォンだった。

一方、半導体部門の営業利益は22%減の2兆6400億ウォンとなり、2014年第3・四半期以来の低水準に落ち込んだ。家電への需要が全般的に弱く、半導体価格が下落したことが影響したとみられる。

<下期『堅調』予想>

サムスン電子は今年下期について、部品需要の拡大がスマホ利益率への圧力を相殺すると予想、引き続き堅調な利益が見込まれるとした。

サムスンは米アップル<AAPL.O>の「iPhone(アイフォーン)」向けに半導体部品を供給している。今後の新製品の発売で半導体部門の業績は改善する見通しという。

モバイル部門の売上高は第3・四半期も力強い水準が続くが、競合他社が新モデルを発売する中、販促費が増大するとの見通しを示した。

サムスン電子は声明で「下期については、上期との比較で堅調な業績が続くとみている。部品事業の利益拡大がけん引する」と強調した。

サムスン電子はまた、1兆7900億ウォン相当の自社株買い戻し・消却を発表。中間配当は普通株1株当たり1000ウォンとした。

<新製品発表へ>

同社は、スマホ「ギャラクシーノート」の新製品を来週発表する見通し。アップルは新型「iPhone」を9月に発売する予定だが、サムスンはその1カ月前には発売する可能性が高い。

この日のサムスン株は1.3%下落。海外勢がウォン高の影響を懸念しているという。

IBKアセット・マネジメントのファンドマネジャー、Kim Hyun-su氏は「好調な業績が続くだろう」と予想。年内は四半期ベースで7兆━8兆ウォンの利益を維持するとの見方を示した。

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