路線別「通勤定期&通学定期比率」ランキング 首位は意外な路線、比率の違いで収益に変化

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鉄道輸送人員の半数以上は定期券客が占めている(写真:Graphs/PIXTA)

日本の鉄道にとって、定期券客の占める比重は大きい。国土交通省が公表している「平成25年度鉄道統計年報」によればJR各社合計の輸送人員の62%、JR以外の鉄道会社合計の同55%が定期券客である。

では、もっとも定期券比率の高い鉄道会社はどこだろうか。鉄道統計年報によると、トップは養老鉄道・養老線の79%。岐阜県と三重県の間を走り、沿線に住む高校生の利用が輸送人員全体のおよそ半分を占める。

ただ、ランキング上位に並ぶのは大都市圏ではなじみのない地方路線ばかりが並ぶ。そこで、利用者の多い大手私鉄16社および東京都、名古屋市、大阪市の各交通局の計87路線について定期比率の高い順に並べてみた。

郊外路線が上位にランクイン

1位は東武鉄道・越生線の77.4%、2位は同小泉線の75.13%、3位は同佐野線の72.7%となり、1~3位を東武が独占する結果となった。これらの路線に共通する特徴は、大都市圏の郊外に位置しており、通学定期の比率が高いことだ。大手私鉄の路線ではあるが、全体トップの養老鉄道と同じ特徴を持つといえる。

4、5位、そして7位には名古屋鉄道がランクインした。5位の瀬戸線、7位の本線とも名古屋市内のど真ん中に乗り入れる都市型の路線だ。サラリーマンが利用する通勤定期比率が高く、それでいて通学定期比率も比較的高いことから上位に入る結果となった。

8位は京成電鉄・押上線。通勤定期比率が高く、逆に通学定期比率は低い。通勤定期比率の高さは定期外、つまり沿線客の買い物や沿線外客の利用など定期外利用の少なさの裏返しともいえる。

11位以下になると、東武・伊勢崎線、東上線、東京地下鉄・千代田線、東急電鉄・田園都市線など首都圏で輸送人員の多い路線が顔を出す。

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