スマホでカスタマイズできるトイレが登場 LIXILがタンクレス型で新製品

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具体的には、「My STAIS」という無料アプリ(アンドロイド版のみ1月より配信開始、iOSは準備中)をダウンロードしてトイレと同期すれば、ブルートゥースの無線技術でスマホをトイレのリモコン代わりに使用できるようになる。洗浄の強さや位置などを個人仕様に設定でできるほか、トイレの使用回数によって水道代や電気代の目安が確認できたり、スマホに保存された音楽をトイレに組み込んだスピーカーから再生できる、といった機能もある。

健康管理にも活用

なお、「My SATIS」はアプリとしても楽しめる内容で、『今日のうんこ』(文芸社)の著者おおたわ史絵氏の監修で、日々の排便状況を記録して健康管理できる「トイレ日記」はサティスのユーザー以外でも利用できるという。

 「もともとは、トイレのシャワーの強弱の好みが家族のなかでも分かれるのでリモコンをパーソナライズできないか、という利用者の声を反映し、マーケットインの発想が発端。一方ではトイレにスマホを持ち込む人が多くなっている、という調査結果もあり、スマホ活用第一弾として今回の新機能が搭載された。今後も利用者の声を聞きながら、スマホの通信機能をトイレの利便性アップにつなげられるよう、進化させていきたい」(LIXIL広報)。

勝木 奈美子 東洋経済 記者

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かつき なみこ / Namiko Katsuki

環境・水処理機器、プラントメーカーなどを担当。現職はメディア編集部長

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